線バネについて
「圧縮コイルバネ」とは押す力に対して、戻ろうとする力を利用するバネの基本タイプ形状です。
光洋では主に圧力を制御する弁バネ等の精密な圧縮コイルバネを製造しております。
線バネの種類
圧縮コイルバネ
「圧縮コイルバネ」は、その殆どがカスタム製品ですのでお客様の求める荷重値や径の設計を行い製造する事が可能です。
コイル形状は通常の円筒以外にも「円錐型」「たる型」「つづみ型」等といった使用用途に合わせ
形状に変化を持たせた物もあります。
引張りコイルバネ
「引張りコイルバネ」とは圧縮コイルバネとは逆に両方向に引張る力を利用して用途を満たすバネとなっております。
相手物に取付ける為のフックが両端部につき、その形状も使用用途により様々な種類があります。
圧縮コイルバネ同様、お客様の仕様に合わせフック形状・荷重値等を設計し製造する事が可能です。
光洋で製造を行っている引きバネは家電機器や設備機器等の幅広い分野で使用されており、その殆どが設計から携わり、お客様のご利用用途に合わせた引きバネを収めさせて頂いております。
ねじりコイルバネ
(トーションバネ)
ねじりコイルバネ(トーションバネ)とはコイル軸を中心に捩れる力(トルク)を利用して用途を満たすバネとなっております。
バネの形状は様々で、圧縮コイルバネや引きバネの様に基本形状はなく、取付箇所や取付方法等で形状は多種多様となります。
中には、使用用途が複雑で困難な形状を要求される事も多々ありますが、試作製作から量産まで一環して弊社で執り行っております。
弊社では主に、デスク用ラッチバネや電気製品類に使用するバネを加工しております。